痔瘻・肛門周囲膿瘍
痔ろうは、肛門管の小さい穴(原発口)が入口となり、それが細い管(瘻管)になり、肛門近くの皮膚の出口(二次口)につながります。肛門管からの便汁が流れこむので、途中、感染した“うみ”の塊(肛門周囲膿瘍)を形成します。
Q&A
- どんな症状ですか?
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肛門周囲膿瘍の症状として、肛門の周りが赤く腫れ、かゆみ、痛くなります。“うみ”が出てくることもあります。感染がひどくなると、発熱することがあります。
- 治療はどうやってしますか?
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肛門周囲膿瘍は抗菌薬投与したり、局所麻酔で切開して膿みを出したりします。痔ろうに対しては、外科的治療が基本で、瘻管を切開して開放したり、切除してくり抜いたりします。