高橋クリニック|便秘症

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便秘症

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便秘症

“お腹が張って重い”
“出たいのに出ない”
“トイレの時間が長い”
“まだ便が残っている感じがあって、スッキリしない”

こんな症状に悩まされていませんか?もし、悩まされているのなら、便秘症の可能性があります。排便の理想は、下剤や浣腸をしないでも排便がある“自発排便”です。食事や運動など日常生活を見直して、必要ならば薬も上手に使いながら、残便感がなく自発排便出来る“完全自発排便”を目指しましょう。

Q&A

便秘症はどうしてなるの?

便秘症は生活環境の変化が大きな影響を与えます。食事内容はもちろん、運動不足や精神的、肉体的ストレスなどで大腸の運動が低下し、宿便をするようになります。便秘症は、この排便の悪循環が原因となります。便秘になり宿便すると、腸の中の水分が吸収され、便が硬くなってしまいます。腸は便が溜まって拡がると、便意を感じますが、宿便が習慣になると、この便意を感じにくくなってしまいます。また、硬い便は、排便時に痛みや出血を伴うため、排便に苦痛を感じるようにもなります。そうすると、ますます宿便傾向が進み、便の塊が腸管内にたまり、便秘が悪化していきます。

どんな便がいいの?

表面が滑らかで、軟らかいソーセージ状、バナナ状の便が理想的です。硬すぎても、軟らかすぎてもダメです。硬くなると割れてしまい、さらに硬くなると“ウサギのうんち”みたいにコロコロした便になってしまいます。軟らかくなると泥状になり、さらに軟らかくなると水様便になってしまいます。

どんな便がいいの?

便秘症の症状は?

もちろん、何日も便が出ない宿便は便秘の症状です。便秘症になると、お腹が張って不快に感じたり、痛みを感じたりすることがあります。お腹の症状で、食欲が落ちることがあります。また、排便がないことで、体が重くなったり、イライラしたり、不安になったりと心理的にストレスを感じることもあります。
強くいきまないと出ないので苦労する、便が硬い、まだ残っている感じがする(残便感)、なども便秘症の可能性があります。また、排便が硬いと、裂肛になって出血することがあります。

便秘症は、どうやって治すの?

バランスのいい、そして規則正しい食事を心がけましょう。三食、きちんと摂ることも重要です。心地よい排便には、特に食物繊維が大切です。軟らかい便になるように、水分もしっかりとりましょう。運動も大切です。腸を活発化させるには、十分な運動をしましょう。

便秘症の治療薬は、どのような種類があるの?

作用機序によって、次のように分けられます。また、これらの薬剤の他、消化管の運動を亢進させる薬剤を併用することもあります。

1.浸透圧性下剤
慢性便秘症に推奨される下剤です。浸透圧効果によって、腸管内の水分量が増えて、便が軟らかくなります。水分を含んで便が大きくなるので、大腸の動きが良くなり、便秘が改善します。
代表的な薬剤にマグネシウム剤があります。長期間にわたって内服する場合でも習慣性は少ないのですが、高マグネシウム血症に注意が必要です。

2.上皮機能変容薬
腸管に働きかけて、水分分泌を増やし、便を軟らかくします。自発的排便がスムースになり、便秘が改善します。

3.胆汁酸トランスポーター阻害剤
大腸に近い小腸である回腸で、胆汁酸トランスポーターを阻害して、胆汁酸の吸収を抑えます。そうすると、大腸に流れ込む胆汁酸の量が増え、水分分泌量が増え、消化管の運動が促進されて、便秘が改善します。

4.膨張性下剤
腸管内で吸収されないで、水分を含んで膨張することで便秘を改善させます。

5.刺激性下剤
大腸を刺激して、腸管を動かして便を肛門へと送ります。効果が分かりやすい反面、習慣性、耐性が問題となります。

6.漢方
便秘症に対して有効性のある漢方として、数種類が期待できます。多くに共通する成分としては、“大黄”があります。大黄の主成分は、センノシドであり、刺激性下剤のひとつです。他に、脂肪油、精油によって便軟化作用を持つ“麻子仁”もよく用いられます。

7.外用薬
座薬や浣腸などで、内服薬と併用されることがあります。

排便しやすい姿勢を教えてください。
排便しやすい姿勢を教えてください。

理想的な排便姿勢は、前かがみになって、足先は床につけて、かかとを少し上げる姿勢です。そうすると、直腸と肛門がまっすぐになり、便が出やすくなります。イメージは“考える人”です。
快適な排便は、快適な日常生活につながる大事な習慣のひとつです。また、便秘症は、大腸や直腸の“がん”が便秘症の原因となっていることもあります。便秘の症状に悩まされたら、迷わずにご相談ください。