高橋クリニック|肺炎球菌

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肺炎球菌は、肺炎の原因として、最も気をつけなければならない菌です。肺炎球菌は、肺炎の他にも中耳炎、副鼻腔炎、髄膜炎などの起炎菌になります。肺炎球菌による感染症を予防するために、肺炎球菌ワクチンがあります。肺炎球菌ワクチンは、23価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン(PPSV23)と13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)があります。それぞれのワクチンには、次のような血清型が含まれています。

PPSV23 1 2 3 4 5 6A 6B 7F 8 9N 9V 10A
 
11V 12F 14 15B 17F 18C 19A 19F 20 22F 23F 33F
PCV13 1 2 3 4 5 6A 6B 7F 8 9N 9V 10A
       
11V 12F 14 15B 17F 18C 19A 19F 20 22F 23F 33F
             

PPSV23は、肺炎球菌感染症の原因として頻度の高い23種類の型を選択し、それぞれの菌型に対して抗体を誘導します。PCV13は、ジフテリア毒素を結合させることで、免疫効果を高めることを誘導します(ブースター効果)。肺炎球菌感染症は、高齢者の方の定期接種対象疾病に導入されており、PPSV23が用いられています。一方、PCV13は任意接種になります。

Q&A

PPSV23とPCV13は、どちらを接種すればいいの?

高齢者の定期接種はPPSV23を使用します。任意で、希望者には定期接種後1年以上間隔をおいてから、PCV13を接種します。定期接種ではなく、任意でPPSV23を接種した場合も同様に、PCV13の任意接種は1年以上、PPSV23の再接種は5年以上間隔をおきます。

PPSV23

予防効果はどのくらい効果が続くの?

PPSV23を接種後、5年間は効果が持続すると考えられています。

ワクチンの副作用は?

他のワクチンと同じように、注射部位の痛み、発赤、腫脹、かゆみなどの局所症状や発熱、頭痛、腋窩痛などが報告されています。通常1~2日で改善します。まれですが、アナフィラキシーショックを起こすこともありますので、接種後30分程度は、医療機関内で安静にして様子を見ることが勧められます。

他のワクチンとの接種間隔はどうすればいいの?

ワクチンには、“生ワクチン”と“不活化ワクチン”があります。肺炎球菌ワクチンは、“不活化ワクチン”です。不活化ワクチンである肺炎球菌ワクチンは、接種前に他のワクチンを接種していても、いつでもすることが出来ます。また、接種後に他のワクチンをいつでも接種出来ます。